和顔愛語で作る子供が伸びる家庭
- threesmils871
- 3 時間前
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こんにちは!
今日は、私が日々の指導の中でとても大切にしている言葉
【和顔愛語】をテーマにお話します。
これは、"笑顔で優しい言葉で人に接すること"という意味の仏教用語です。
中学生は、学習内容が難しくなるだけじゃなく、心も大きく揺れ動く時期。
周りの大人や表情にとても敏感です。
家庭での「和顔愛語」は、勉強への自信につながる
例えば、テストでうまくいかなかった日に
「どうしてこんな点なの?」
と言われると、子どもは心を閉じてしまいがちです。
でも、同じ日に
「がんばったね。どこでつまずいたのか、一緒に見てみようか」
と声をかけられると、子どもの気持ちはスッと軽くなります。
怒られたくてミスをする子なんて、ひとりもいません。
自分を理解しようと寄り添ってくれる人がいるだけで、
「もう一回やってみよう」
という前向きな心が生まれます。
■ 塾でも家庭でも、子どもの“心が開く瞬間”は同じ
塾でも同じです。
生徒さんの顔がカチッと固くなる瞬間、
「わからないことを言ったら怒られる」
そんな不安がある時です。
逆に、笑顔で迎え、できたところをしっかり認め、
失敗しても落ち着いて対話すると、
表情がふっとゆるんで、吸い込むように理解が進みます。
勉強ができるようになる一番の原動力は、
“安心できる空気”です。
■ 「和顔愛語」は、忙しい時こそ大人の力が試される
もちろん、親も先生も人間です。
忙しい日、疲れた日、思うように時間が取れない日もあります。
そんな時こそ、
・怒鳴る前に深呼吸を一回
・一言でも笑顔で「おかえり」「今日どうだった?」
こんな小さな積み重ねが、子どもの心を支えてくれます。
■ 最後に
「和顔愛語」は、特別なことではありません。
毎日の声かけが、子どもの未来の背中をそっと押してくれます。
中学生の時期は、親子でぶつかることも多いですが、
笑顔とやさしい言葉があるだけで、
家は“子どもが戻りたくなる場所”になります。
お子さんが安心して挑戦できる環境を、作っていきたいと思います。





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